リソース不足の解説

by manamana 1. 12月 2009 13:31

以前、Windows Server 2003 (x86) の環境でリソー不足に悩まされた時に
PoolUsageMaximum 値を調節して乗り切った記事を書きました。

その記事は結構ヒットしているのですが、対処療法でしかないのは問題です。
この件に関して、ちょっと前に素晴らしい解説ページを見つけたので紹介します。

リソース不足について 第1-3回 (AskCORE ・・・Windows CORE Technology Support team as Microsoft)

AskCOREは、MS サポートチームのBlogのです。
企業向けサポートの記事が多くて、その手の仕事をしている方には有用な情報が満載です。

リソース不足の原因ですが…色々な場合があるようです。
記事では不具合の原因を探る方法とかに触れているので参考になるでしょう。

簡単に説明すれば、Windows Server 2003 のリソースエリアは XP と同様に固定されていて、
ドライバーのメモリーリーク等でリソース不足が発生する場合があるとの事です。
Windows Vista 以降のOSでは、起動時にメモリ割り当て範囲が決定する静的なメモリ割り当て機構の代わりに、
要求に応じて空きメモリの種類を変更できるよう、動的なメモリ割り当て機構が実装されたそうです。 
とはいっても、32bit 環境ではリソースに割り当てられるメモリーは2GBが上限になります。
64bit 環境では上限値が128GBなので、リソース不足はまず起こらないでしょう。
※リソースで2GBを消費するは十分に異常事態ですけど

Windows 2003 (x86) の環境でリソース不足に悩まされている方は、乗り換えを検討すると良いと感じました。

 

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