システムの冷却ポリシー

by manamana 9. 6月 2009 14:50

Windows 7 で気に入っている機能に、電源オプションの 「システムの冷却ポリシー」があります。

ノートPCの場合、CPUファンが小さいこともあり、甲高い動作音を発生する事が多いものです。
図書館などの静かな環境でファンの音が気になる人も多いのではないでしょうか?
Windows 7 では、CPUファンを極力動かさないように設定することが可能です。

コントロールーパネル->電源オプション->(動作中)プラン設定の変更->詳細な電源設定の変更 を選び、
プロセッサの電源管理->システムの冷却ポリシー に移ります。

多くのノートPCでは、バッテリ駆動:パッシブ、電源に接続:アクティブ の設定になっていますが、
どちらの設定ともパッシブにしてやります。(画像はクリックで拡大)

 冷却ポリシー  -> 冷却ポリシー

バッシブ: プロセッサ速度を下げた後にファン速度を上げます。
アクティブ: プロセッサ速度を下げる前にファン速度を上げます。

パッシブに設定することにより、ファンを回す前にCPU周波数を落として冷却を試みるわけです。
手持ちの NEC Lavie の場合、その効果は抜群で、ファンの回転音がグッと減りました。

この設定は、PCの構成によっては設定できない場合もあるし、発熱が増える可能性もありますが、
効果を試してみる価値はあると思います。 

Tags:

Windows 7

コメント (2) -

bigfm21
2011/02/27 6:34:36 #

確かにファンの回転数が静かになりました。
私は、デスクトップのエーサー省スペースタイプを使っていますが、ファンの音がうるさくてとても気になっていました。CPU稼働率を68%以下にすると極端にファンが回らなくなりました。しかし、処理能力が下がりエンコードなど高負担の必要な処理には向かないようです。なかなか難しいですね。

返信

manamana
2011/02/28 16:14:10 #

bigfm21さん、コメントありがとうございます。
電源管理に関しては Panasonic のノウハウを生かしたとかの噂を聞いた事がありますが、素のOSでそこそこの調節が出来るようになったのは良い事だと思います。最近のCPUは周波数の調節もできるし、まだまだ改善の余地はありそうですね。

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