by manamana
24. 3月 2009 10:52
先日の春分の日ですが、兵庫の明石に居ました。
明石といえば日本の標準時子午線(=東経135度)に建つ明石天文台が有名です。
春分の日に明石というのも象徴的なので一枚パチリ。
※JR明石駅からの天文台の写真。PHSで撮影したので・・・
数年前に地図の仕事をしたことがあるので知ったのですが、地図には測地系(Wikipedia)というものがあります。
測地系は「地図を作る前提条件」ですが、明石天文台は天文経度の東経135度上に建てられています。
※天文経度は、「それぞれの地点」での天体観測で得られます。
日本では伝統的に「日本測地系」が使われていましたが、これは旧東京天文台を基準にしているので、微妙にずれています。
近年ではGPSとの相性などの問題から「世界測地系」に変わりつつありますが、やはり微妙にずれています。
東経135度=明石天文台と覚えていたので結構驚きました。
当たり前のように使っている数値にもいろいろあるものですね。
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