Amazon vs Apple

by manamana 21. 1月 2010 12:38

Amazon、Kindleのコンテンツ印税を7割にするオプションを発表 (ITmedia)

Amazon の電子ブックリーダー Kindle が大ヒットしていますが、
今まで 35% だった印税率を 70% にするというビックリプランです。(※幾つかの条件あり)

何故そこまでの改革をするかといえば、間近に迫った Apple タブレット(=iSlate?) に対抗するためです。
コンテンツホルダー側に浮気されないように手を打ったという所でしょうか?

Kindle は E Ink を利用した電子ペーパーです。
E Ink は、紙と同じ反射型の表示で、画像の保持に電力が不要=省エネであり、
従来の紙媒体を置き換える用途に向いています。

Apple タブレットは、iPhone の巨大版で、画面は LCD と予想されています。 
ハード面が注目されていますが、真の目的は iTune Store でのコンテンツ販売ででしょう。
動画環境で、Kindle との差別化を図る作戦だと思います。

コミックに関して言えば、吹き出し、効果音、拡大縮小・・・フル動画でなくても、楽しめる要素は沢山あります。
Apple の事だから、その辺の準備は十分にやっているハズ。開発環境も同時発表じゃないかなと

それにしても、日本の動きは遅いですね。
これだけ黒船がやってきているというのに、フェアユースがどうのこうの・・・日本の夜明けは遠そうです。

 

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