ListObject の連動機能

by manamana 30. 9月 2010 10:28
ListObject の連動は、ComboBox/ListBox でも可能です。

ComboBxo/ListBox を使用するときに特に重要なのは ListFillRange プロパティです。
この ListFillRange に「名前付き範囲」(=Named Range) を利用する事により、
ListObject と ComboBox/ListBox とを連動させる事ができるのです。

Named Range を ListObject の要素と一致するように設定します。

Excel 2003 では、特に変わった様子はありません。

Excel 2007 では、ListObject の名前が設定画面に反映されています。



ListObject の名前は Excel 2003 では直接変更できませんが、
Excel 2007 では、「名前の設定」や「テーブルツール」にて編集が可能になっています。

このようにすると、ListObject の変更に従い、ComoBox/ListBox が変化します。
 
この連動機能ですが、ちょっと癖があってうまく動かない場面があります。
これを解決するには、ListFillRange を同じ値で再設定すると良いです。


私は ListObject を、名前付き範囲が強化されたものと捉えていますが、
Excel のバージョンによって扱いが微妙に異なるので、使いにくい部分もあります。
どうせなら、ListFillRange や グラフデータといった、あらゆる範囲指定箇所に
Named Range と ListObject を指定できるようになると嬉しいのですが・・・MS さん、お願いします。

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