Office 2010 と Windows Live

by manamana 7. 12月 2009 09:41

Office Live は、Windows Live のコンテンツで、Office ファイル専用のデータ共有機能です。
Office XP/2003/2007 では、Office Live アドインを利用することで、オンラインでのファイルの共有が可能でした。

 

  Office XP/2003 だとツールバーに

  Office 2007 では Office メニューに機能が追加されます。

企業ユースの場合は、SharePoint を利用するわけですが、Office からの簡単なアクセスはありませんでした。
Office 2010 では、SharePoint を前提とした機能が備わっています。
しかし、今のところ Office Live アドインは提供されていません。

  

SkyeDrive も Windows Live のコンテンツですが、機能的には個人向けの SharePoint です。
25GB の容量を提供しているので、一般的な使用には十分じゃないかと思います。
一部で話題になっている Web 版の Office もこの SkyDrive を起点に提供されます。

 

一部ユーザは使えますが、一般へのサービス開始はもう暫く先です

Office Live では、ファイルの編集時にはダウンロードが発生するのでもたつきを感じますが、
Web 版 Office なら、サーバーの中で完結しているので、意外に快適かもしれません。
※もちろん、Web ベースなので I/F の反応速度はローカル版 Office に劣るでしょう。

オンラインでのデータ共有に関しては、MS も試行錯誤を繰り返しています。
SharePoint Server、Groove Server、Office Live、SkyDrive ・・・
これら似て非なるサービスは、個人向けには Windows Live、法人向けには SharePoint に収束して行くのでしょう。
といっても、Office Live を止めるわけにも行かないだろうし・・・どうなるのかな~ 

個人的には、Office 2007 の SkyDrive 対応を希望します。

 

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