Gladinet で SkyDrive を使おう

by manamana 10. 1月 2011 23:02

SkyDrive は Windows Live の代表的なサービスで、次のような特徴があります。

① 無料提供される25GBのオンラインストレージは、ライバルのサービスと較べて巨大なものです。
② フォルダー単位でアクセス制御が可能で、ドキュメントの共有レベルを細かく指定できます。
③ Hotmail との連動がサポートされていて、Hotmail の添付ファイルを SkyDrive に任せる事ができます。

この様に太っ腹なサービスなんですが、大きな欠点が・・・それは 「1ファイルの上限が50MB」 である事です。
50MBでは動画ファイルの転送なんかとても無理。
ついでに言えば、ブラウザーによるファイル操作というのもまだまだ一般的とは思えません。
これでは人に勧められないな~などと思っていました。

このような不満点を一気に解決してくれるのが Gladinet です。

Gladinet は、様々なオンラインストレージを、ローカルドライブのように扱う事ができるソフトウェアです。
フリー版と有料版がありますが、フリー版でも簡単な設定で SkyDrive の50MB制限を回避できるので、紹介します。

まずはGladinet の最新版を入手します。

ダウンロードファイルは32bit版と64bit版に分かれているので、使用するOSに合わせて選びます。

 

指示に従いインストールを行います

 

起動すると、Explore に Gladinet 用のエントリー Z: ドライブが追加されています。

 

ここでは SkyDrive を選び、ID と Password を登録します。

 

確かに私の SkyDrive の内容が見えています。

 

早速50MBを超えるファイルを転送してみましょう・・・怒られてしまいました。

 

メッセージ的には有料版を勧められますが、諦めてはいけません。
XXXXX のメニューから XXXXX を開き、SkyDrive の設定を開きます。

 

Chunk の設定を50MBにする事により、大きなファイルを50MB単位に自動分割してくれます。

 

 

もう一度同じファイルを転送してみると・・・上手く転送してくれました。

 

Gladinet からみれば、1ファイルに見えますが、ブラウザで見ると複数ファイルに分割されています。

 

 

どうやらファイルの末尾を、XXXXX_XXX とすることにより、ファイルをまとめている様です。
意地悪をしてファイル名を変更するとトラブルになるのでやってはいけません。

 

 

Gladinet が相手をするオンラインストレージ・サービスは、それ自身が頻繁にバージョンアップしています。
それに従い Gladinet もバージョンアップを繰り返していますが、ある日突然繋がらなくなる可能性は十分考えられます。
ご注意下さい。

 

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