by manamana
17. 11月 2009 15:48
WDS(=Wireless Distribution System) は、無線LANの親機同士で通信する機能のことで、
「リピーター機能」、「アクセスポイント間通信」と呼ばれる場合もあります。
我が家では WDS を導入して LAN を組んでいますが、ここ最近 WDS 先のプリンタ印刷に失敗するようになりました。
少なめの印刷は大丈夫なのですが、まとまった量になるとハング状態になってしまうのです。
プリンタの寿命かな? とあまり深く考えずにいましたが、まとまった印刷をする必要が出てきたので調べてみました。
※FAX としても使っているので動かしたくなかったのです
LANケーブルを直接繋いでみるときちんと動きます。どうやら無線LANに問題がありそうです。
各アクセスポイントをリセット。Ping で様子をみるときちんと反応があります・・・
しかし、まとまった量を送るとダメ・・・
初心に戻って、よ~く設定画面を見てみると 「無線チャンネルが一つずれている」 ではないですか!!
WDS の場合、無線チャンネルは通信する無線親機すべてで同一の値にする必要があります。
しかし、チャンネルがずれていても微妙に被る周波数帯があるので、たまたま通信ができていたのです。
※Ping の応答時間が遅めであることにもっと注目すべきでした
そういえば、電子レンジの影響を避けるために設定を変えた気がしてきました。
部屋の片付けをした結果、親機間の距離が2m程離れた事のも原因なのでしょう。
何にしても、チャンネルがずれていたらまともな性能がでる訳なかったのです...orz
ノートPCの場合、自動的にチャンネルを探してくれるので、すっかり失念していました。
今ではこの辺の機器設定も便利になっている様子なので、少しは楽ができるかもしれませんが、
無線LANのチャンネルという概念を再認識させられました。
追記:
最近の無線LANルーターでは WDS 機能が外されているのですね。
プリンタも無線LAN対応機種や、無線LANプリントサーバーを利用するのが普通のようですね。
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