by manamana
12. 5月 2009 12:10
Windows 7 には Vista 同様に、標準でタブレット機能が組み込まれています。
タブレット機能の幾つかは、通常のPCでも有益だったりするのでちょっと紹介してみます。
・アイコンのチェックボックス選択
アイコンを複数選択する時は Ctrl を押しながら左クリックをするわけですが、
タブレットPCの場合、キーボードを使わないことが前提なのでこの方法は使えません。
そこで、チェックボックスで選択という機能がデフォルトでONになっています。
このように、チェックボックスのクリックでアイコンが選択モードになります。
実はこの機能、通常のPCでも簡単に使う事が可能です。フォルダーのオプション設定を変更してやるだけです。
キーボードでの操作するなら Ctrl キーを使う方が便利ですが、 チェックボックスも慣れると良い感じです。
リビングPC なんかにはお勧めです。
・Tablet PC 入力パネル
Vista では、インストール時にタブレット装置が無いとインストールされない「Tablet PC 入力パネル」ですが、
Windows 7 では標準でインストールされています。
Vista においても、Windows の機能を追加してやれば使用可能です。
要するに、手書き文字入力機能ですが、なかなか優秀です。
Window 7 になって認識率が上がった気がします。 フォントも変更されましたが、0やOの区別が難しくなった感じです...
通常のPCで使う場合、タスクバーのプロパティを変更して、入力パネルを呼び出すようにすると便利です。
マウスで文字を手書きするのは困難ですが、タッチキーボードのモードは使えます。
タッチキーボードは、従来のスクリーンキーボードに相当します。
Windows 7 では、スクリーンキーボードのデザインも一新されていますが、こちらの方が使いやすいと思います。
・数式入力パネル
Windows 7の新しい機能として、数式入力パネルがあります。
数式は複雑な記号が多く作成が困難ですが、数式パネルを用いれば手軽に作成できます。
タブレットPC限定といった物ではありませんが、ペン入力前提のシステムだと思います。
数式入力パネルは、ヘルプを読んだところ、MathML をサポートしているようです。
MS Word 2007 の数式入力エディタとは互換性があるので、数式をWord に貼り付ける事ができます。
それほど使い込んでいるわけではありませんが、従来の数式エディタとは別次元の使い心地です。
これだけでも存在価値があるのではないでしょうか?
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