by manamana
9. 6月 2010 20:42
SSD は HDD に比べランダムアクセスに強く、デフラグは不要・・・そう思っていた時期が私にもありました。
SSD には、ウェアレベリングという、ブロックの使用頻度を平準化する仕組みが備わっていて、
下手にデフラグを行うより、SSD に任せた方が上手く行くと理解していたのです。
実際 Win7では、SSDを認識すると、デフラグのスケジューリングを外します。
デフラグは大量の書き込み動作が発生するので、書き込み寿命のあるSSDではやらない方が良いという判断です。
しかし、プチフリを発生するSSDの場合、デフラグをしてやるとプチフリが(しばらく)収まるという事実があり、
これら SSD 特有の現象を深く考察されているサイトを紹介します。
博士課程大学院生の現実逃避日記 (SSDカテゴリー一覧)
特に、SSDのデフラグの効果を検証 という記事で紹介されている Defraggler はお勧めです。
Defraggler は、記事でも触れている 「空き領域の断片化」 を解消する機能があり、プチフリSSDにはもってこいなのです。
RAM Disk + デフラグ で、通常の使用での不満は無くなりました。
しかし、デフラグは SSD の寿命を縮めるというリスクが避けられないのでした。(※個人的にはそれほど気にしていません)
高級SSDは、書き込みを減らすために大量のキャッシュを搭載し、複雑な制御を行っています。
低価格SSDの場合、この辺のコストが削られているので、プチフリが頻発する結果になっている訳です。
そこで、PCのメモリーをキャッシュに使い、PC側でSSDの制御しようという発想が生まれます。
次回は、Win7(x64) をサポートする SSD 制御ソフト 「プチフリバスター」 を紹介します。
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