by manamana
4. 1月 2011 22:01
年末年始にPCを使っていて困ったのは、バッテリーの調子が良くなかった事です。
普段はAC電源のある場所で作業をしていますが、今回はバッテリー駆動を多用しました。
しかし、2時間と保たない状態で、かなり苦しい運用になってしまったのです。※購入時は4時間位保っていたのにな~
電源オプションを見ると、バッテリーの充電が50%程度で終了しているじゃないですか! そりゃ保ちませんね...orz
リチウムイオン・バッテリーにはメモリー効果がなくて、継ぎ足し充電に強いのですが、「満充電で劣化する」という性質があります。
それを避けるために、VAIOでは「いたわり充電」なんてのが備わっていますが、2710p も勝手にいたわりモードになったのでしょうか?
2710p には VAIO の様な専用ユーティリティがありません。充電を100%にしたい時はどうするのか悩みました。
バッテリーを使い切ってから充電を繰り返しましたが、やはり50%程で終了します。さて困った。
よく見ていると、ACアダプターを付けたあと数分間は充電されるので、ACアダプターを付ける/外すを繰り返す事10数回・・・
50, 51, 52 ・・・ 60% を超えた辺りで充電が止まらなくなり、無事に 100% に到達しました。
なにか納得できない動きですが、とりあえず不満点は解消されたのでした。
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Windows 7
by manamana
8. 12月 2010 13:35
NEC の Lavie を WiMAX ルーターにすることは出来きました。
本当は hp 2710p を WiMAX ルーターにして遊びたいところですが、
IBM/Lenovo と hp の場合、無線LANユニットに BIOS レベルのチェックが入るので、交換は難しいです。
※電波法の問題もあるし・・・
貸していた PSP が戻ってきたので Lavie に接続をしようとしたところ、
「非対応」 そう、PSP は WPA2 には対応していないのでした。
初代DS, DS-Lite が WEP のみの対応で問題になっているのは知っていましたが、PSP にもこのような弱点があったとは・・・
※アップデートで WPA2 対応をするという噂もあるみたいですが、現時点では未対応です。
SoftAP の認証は WPA2-パーソナル に固定されているようで、コマンドレベルでの変更は不可能です。
API にも目を通しましたが、セキュリティ重視のためか WPA2 固定で間違いないようです。
DSi からは WPA2 に対応しているので接続できると思いますが、残念ながら所有していません。
どちらにしても 「どこでもゲーム」 への道は険しいという結果になってしまいました。
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Windows 7
by manamana
29. 11月 2010 12:20
SoftAP/Virtual WiFi の設定は専用の GUI が付属していないので多少面倒です。
それらを代行してくれるソフトの代表が Virtual Router です。
Virtual Router は、MS が運営する Open Source Community、CodePlex に登録されています。
ドキュメントの Supported Devices を眺めていると・・・
4965AGN は未検証とされていますが、Atheros AR5006EX (mini-PCIe) の方が気になりました。
Atheros と言えば、無線LANの圧縮技術 SuperG で有名です。そういえば、アレには SuperG が・・・
最近は隠居生活をしていた LaVie G type RX ですが、彼には SuperG が搭載されているのです。
Lavie に搭載されているのは ALPS電気からのOEM版カードで、
UGJZ1 11a/b/g MiniPCI Network Adapter という名前になっています。
Windows 7 には未対応なのでドライバーも古いまま(XP版?)をそのまま使っていましたが、
手動で Atheros のドライバーを指定したところ・・・
認識しました! そして、Virtual WiFi 用の NIC まで現れるじゃないですか!!
※分かり易い名前に変更しています。Microsoft Virtual WiFi Miniport Adapter がポイント
あとは 記事 の手順に従って設定をするだけでした。WiMAX ルーターの出来上がりです。
ICS の設定をしてやれば、PPTP/IPsec も問題なく通過してくれました。
Virtual Router 等を使えば簡単に設定ができるハズなのですが、
今回の環境ではうまく動作しなかったので紹介は控えます。まだβ版だし文句はないです。
それにしても、6年以上前のPCで出来る事が3年前のPCで出来ないとは・・・Intelに絶望した~
「二つのPCの無線LANモジュールを交換すれば」 と考えたけど、HPの場合 BIOS チェックがあるから無理っぽいかな?
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Windows 7
by manamana
29. 11月 2010 07:35
Windows 7 の WiFi に関しては、この記事が役に立ちました。
使い勝手が大幅に向上したWindows 7のワイヤレス機能 (@IT)
2ページ目が SoftAP と Virtual WiFi に関する内容になっています。
記事に従い hp2710p で SoftAP のサービスをスタートさせてみましたが、うまく行きませんでした。
SoftAP を使うためには、Virtual WiFi に対応した無線LANアダプタとドライバーが必要になります。
そして hp2710p が採用している Intel WiFi Link 4965AGN というチップは、Virtual WiFi に非対応なのです。
※同じドライバーでも Intel WiFi Link 5100/5300 なら Virtual WiFi は動作する
4965AGN がどうして非対応なのか、理由がよくわかりません。
海外サイトも参照しましたが情報が錯綜していて、「対応している」としている所もありました。
日本の場合、@IT の この記事 では 対応 となっていますが、どうやら誤りのようです。
情報収集の途中で Intel My WiFi Technology (MWT)なるものを知りました。
Intelが提唱するMy WiFi Technologyを試す (ITmedia)
「Centrino」はどこに飛んでいく (ITmedia)
MWT は SoftAP/Virtual WiFi と同様の技術です。
というより MWT を Windows 7 に組み込んだのが SoftAP/Virtual WiFi の正体みたいです。
※記事の中でも 4965AGN の扱いは微妙で、後者の記事では 4965AGN はサポート対象になっています。
Intel 接続ユーティリティには MWT の項目があったので、インストールしてみました。
「4965AGN には適用できません」...orz
どうして 4965AGN 非対応なのでしょうか? Intel は、大人の事情で機能を殺している気がします ...続く
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Windows 7
by manamana
28. 11月 2010 21:32
私のモバイル環境は hp2710p + WiMAX(USB接続) です。
特に必要性を感じなかったので WiMAX ルーターには手を出さなかったのですが、最近欲しくなりました。
WiMAX ルーターがあれば、どこでも WiFi 環境が!! つまり、DS/PSP でネットが利用出来ますww
いや違う、どこでも仕事場を構築できます。
しかし、WiMAX ルーターを追加で購入するのは避けたいところ・・・そこで PC をルーターとして使う設定をしてみました。
この手の使い方としては ICS(Internet Connection Sharing) が有名で、Win98 の頃から実装されてています。
結構設定が面倒なのと、ルーターが安価で提供されるようになったので忘れられた感じですが、
WiMAX 環境で再び活躍する日がやってきました。
今回は WiMAX を共有し、hp2710p の無線LAN をアドホックモードで利用してみます。
① アドホックネットワークの登録
コントロールパネル - ネットワークとインターネット - ワイヤレスネットワークの管理 から 追加 を選びます
アドホックネットワークの追加を選び、パラメータを入力していきます。
設定が終わると、アドホックでの待機モードが開始されます。※必要に応じて設定を保存します。
② ICS の設定
インターネット接続の共有WiMAX に割り当てられている NIC のプロパティを開き、共有タブを選びます。
インターネット接続の共有から、接続許可のチェックをONにします。
※構成によっては、ホームネットワーク接続の対象を選択する必要があります。
[設定...]ボタンから必要になるサービスを指定します。
あとは周囲のIT機器が hp2710p という名前のアドホックネットワークに接続してやれば、
hp2710p の WiMAX を経由してインターネットに繋がるようになります。
この構成で一応動きますが、少々問題があります。
・アドホックモードでは、2台のPCがデータの転送をしている間は他のPCはデータの転送が出来なくなる。
それ以前に DS/PSP はこの様な接続を想定していないので繋がらないという罠。
・ICS の仕様から無線LAN が特定のIPアドレス(192.168.0.1 や 192.168.137.1)に固定されてしまう。
本来のWiFiに戻そうとすると面倒。
Win7 ではこの問題の解決策が提供されました。SoftAP と Virtual WiFi です。
SoftAP は、その名の通りソフトウェアによって構築されたアクセスポイントです。
アクセスポイント扱いなので、複数のPCからのアクセスが処理可能です。
Virtual WiFi は、物理的に一つの無線LAN を論理的に二つにする技術です。
Vitrual WiFi で生成された無線LAN のIPアドレスが固定されても、
本来の無線LAN はDHCPによる自動設定が可能なので、運用面も非常に楽になります。
しかし、これらを利用する際に hp2710p の重大な欠陥に気づいたのでした...続く
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