by manamana
12. 12月 2009 23:23
組織図ツール / 図表ツール
組織図と図表は同じカテゴリーに所属していますが、組織図だけ別扱いなのは謎です。
Office 2003 までは、挿入- 図表... メニューで図表ギャラリーを呼び出しました。
図表ギャラリーには6つの基本形があり、オブジェクトによって専用のメニューが対応していました。
Office 2007 からは SmartArt が採用され、図表ギャラリーは表舞台から降りました。
実際、Excel/PowerPoint 2007 で図表が入ったファイルを開いても図表の編集はできません。(※サイズ変更程度は可能)
しかし、Word 2007 では、図表が入ったファイルを開くと、互換メニューが現れて図表の編集が可能になります。
そしてこの仕組みは、Word 2010 にも引き継がれています。
.doc
Word 2007/2010 では、組織図/図表のメニューもリボンになっています。
リボンは面積を大きく取れるので、メニューの内部構成を一目で把握すことができます。反面、全体を見渡すのは不得意ですけど...
.docx
.docx では、SmartArt のメニューになりますが、注目すべきは SmartArt ツール-書式タブのワードアートのスタイルです。
これは描画ツールのそれと同じであり、Word 2007 にも存在する項目です。
つまり、Word 2007 において、Word 2003 世代のワードアートではなく、新型のワードアートを採用することは可能だった訳です。
Excel/PowerPoint 2007 で旧ワードアートを含むファイルを開くと、自動的に新型のワードアートに変換します。
しかし、よく見ると微妙なズレが生じていることが判ります。
Excel/PowerPoint では許されるズレも、Word では許されなかったのかもしれません・・・
そこで MS は、Word においては新旧のメニューを用意して対応する事にしたのだと思います。
Excel/PowerPoint は過去の資産に見切りを付け、Word は生かそうとした・・・これはどちらが良いのか判断が難しい問題です。
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