by manamana
24. 12月 2009 22:05
数回にわたり、MS Word 2010 β の新旧メニューを紹介してみましたが、
友達から 「新旧のメニューが同居しているって、具体的にどうなるの?」 と聞かれました。
ということで、順を追って新旧メニューを同居させる例を示します。
まずは、Word 2010 を起動して、直ちに旧形式で保存します。(※文書1.doc)
ここに、(旧)ワードアートを挿入してみます。
もう一度、Word 2010 を起動して、新規文書を作成します。(※文書2.docx)
ここでも、(新)ワードアートを入れてみます。(※ワードアートは描画ツールに統合されています)
文書1.doc と 文書2.docx を開いた状態で、文書1.doc のワードアートを文書2.docx にコピペします。
文書2.docx は、新形式のファイルにもかかわらず、旧形式のオブジェクトを選択した時は旧メニューに切り替わります。
Excel/PowerPoint では、旧形式のオブジェクトをコピペしても、自動的に新形式のオブジェクトに変換されます。
その結果、旧メニューは不要となり、違和感なく編集することができます。
Word は、何故か旧メニューを残したままであり、必要に応じて新旧のメニューを切り替える仕様になっています。
判って使えば問題ないですが、どうしてこうなったのか謎です・・・
本来であれば、Word 2007 の時点でワードアート等を描画ツールに統合するのが筋だったと考えます。
それを Word 2010 になってからやろうとするので、docx の互換性がとれない問題が出ているわけです。
※Excel/PowerPoint 2010 でも Excel/PowerPoint 2007 では編集不能な要素が出ています。
取引先の相手が Office 2007 の場合、新要素を使わないように編集を心がける必要が出てきます。
この辺を見ていると、Office 2007 は未完成品だったのだな~と思わずにいられないのですが、
Ofiice 2007 ユーザーには救済措置があるのでしょうか?
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