by manamana
7. 12月 2009 17:49
MS Word の場合、2003 迄が .doc、 2007 からが .docx ファイルを採用しています。
そして、開くファイルと編集対象のオブジェクトによって、リボンの内容が微妙に変わってきます。
それに気づいたのは、リボンのカスタマイズ時に出てくる 互換モード の存在だったわけです。
一番の問題は、.docx ファイルを採用している 2007 と 2010 に一部互換性が無いことです。
ワードアート等のメニューが Excel/PowerPoint と同様になったのは良いのですが、
2010 で編集した .docx は 2007 では正しく再現されていません。
メニューの構成が変わるのは仕方がないとしても、飾り文字等が再現できないのは問題です。
とりあえず数回に分けて、互換モードについてまとめてみます。
画像ツール
JPEG, GIF 等の画像オブジェクトに対する操作です。
.doc
影効果が目立ちます。
.docx
Office 2010 からは、画像に対する簡単な調整機能が追加されました。
背景の削除、サイズ変更、色合いの調節、アート効果・・・専用のソフトにはかないませんが、あると便利です。
背景の削除
修正
色
アート効果
参考までに、Word 2007 で .docx を開いた場合の画像ツールを示します。
調節機能が少ない代わりに、クイックスタイルに素早くアクセスできます。
画像ツールに関しては、大きな問題はなさそうです。
ただし、.docx の画像をコピーして .doc に貼り付ける・・・なんて操作をすると、一部の効果が失われます。
異なるバージョン間でのオブジェクトのコピペは間違いの元です。
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